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エス.ラボ株式会社 お知らせ ペットボトル再利用による「SHODOSHIMA MOONTOWER」完成

2022/10/28 MAGO GALLERY SHODOSHIMAでMOONTOWERの完成披露会が開催され、エス.ラボ製ペレット式大型プリンタで製造された日本最大級の樹脂製3Dプリント建造物が展示されました。
MOONTOWERは美術家 長坂真護氏により製作、リサイクルとテクノロジーを駆使して作られたシンボルタワーのアート作品として小豆島国際ホテル(香川県小豆郡)に展示されております。


香川県土庄町の小豆島国際ホテルにペットボトルを再利用し、大型3Dプリンターで造形した塔のアート作品として披露されました。東京在住の美術家・長坂 真護(ながさかまご)様により製作された球体の塔は平和の実現と貧困の解消を唱えています。
電子機器や電気製品の電子ごみはアフリカ・ガーナに集積され、「世界最大級の電子機器の墓場」を訪れた長坂様は衝撃を受け、我々先進国の豊かな生活はこのスラム街の人々の犠牲のもとに成り立っているという真実を先進国にアートの力で伝えることを決意され、電子機器の廃材によるアート作品を制作。その収益を廃棄場で作業する方へガスマスクを寄贈、また学校も設立されました。
長坂さんは「この塔を通じてガーナのスラム街をなくそうという活動を知ってもらい、ガーナと日本が一つになっていくきっかけになれば」とおっしゃっています。

SHODOSHIMA MOONTOWERは全長 7.5mあり、土台部分はエス.ラボ株式会社製・超大型ペレット式3Dプリンタ・茶室303030(3m×3m×3m)で製造、球体部分には3Dプリント量産機で内部の枠組みを製造しました。
材料には耐久性・耐候性を兼ね備えたペレット樹脂、球体部にはペットボトルの再生材を使用した拡散板が使用され、環境に配慮したアート作品となっています。
月を模した球体(直径2.5m)は20種類以上の六角形ユニットの組合せで約1,000面体で構成されており、内部には特許技術が入った省電力LEDが組み込まれており、太陽光発電を利用し夜間には美しい光を放つ作品です。
この巨大モニュメントは20日間(検品・梱包を含む)という短期間で完成しました。

ペレット式3Dプリント技術は、金型の不要かつ大型造形の対応が可能であり、短期間での要求に応えられる造形技術です。
エス.ラボ株式会社は環境に配慮したものづくりを目指す企業様をサポートいたします。設計から板金、仕上げ、調整まで全てエス.ラボ本社(京都市伏見区)で行っており、新機種の開発やOEM製造、お客様のスペック・要求に合わせた設計・開発に対応します。
お客様のスペック・要求に合わせた製品づくりにお応えできるのは、Made in Japan(Kyoto)でこそ、成しえるものです。
エス.ラボ株式会社では既製品で成しえない御社のご希望を叶えます。

当社はペレット式3Dプリンタをはじめとした押出機やCNC加工機などを本社があります京都市伏見区で板金プレス、ノズル、スクリューなど自社で設計・加工、組立を行っております。数少ない国内3Dプリンタメーカーの中で当社はお客様のご希望に合わせてカスタマイズ品もお受けいたします。