株式会社YOKOITO

AM技術を背景にした生産プロセスの改革により、日本のモノづくりを発展させる事業を展開中。現在、自動車・家電・コンシューマー製品等の大手メーカー・サプライヤーや全国の主要大学・研究機関をはじめとする1200以上の顧客へAM技術に関するソリューションおよびサービスを提供している。
2022年11月よりDfAMからポストプロセスを含めたAMエコシステムの提供を開始。

「全てのアイディアをカタチにできる社会」を目指す

株式会社YOKOITOは2014年に創業して以来、デジタルファブリケーション技術を通じて「全てのアイディアをカタチにできる社会を目指す」をミッションに活動をしてきました。

歯科向け及び一般向け3Dプリンターの販売事業からはじまり、2020年には研究開発分野である「新工芸舎」を立ち上げ、2021年にはAM技術の研究と普及を目指すブランド「Yokoito Additive Manufacturing（以下、YAM）」の立ち上げとAM技術の研究と普及を目指す3Dプリントサービス施設である「Yokoito Additive Manufacturing Center」を京都市内にオープンし、AM技術の発展に尽力することで様々なモノづくりの現場へ工程開発と共に技術を提供してきました。
現在、自動車・家電・コンシューマー製品等の大手メーカー・サプライヤーや全国の主要大学・研究機関をはじめとする1200以上の顧客へAM技術に関するソリューションおよびサービスを提供しています。

YAMではツールを研究・活用し、情報発信をしていくことを通じて、AM技術の可能性や知識を広く共有しています。これまでに蓄積してきたDfAMノウハウと3Dプリンターの運用の知見、そしてパートナーシップを結ぶ複数の3Dプリンターメーカーの機械と、ポストプロセステクノロジーをひとつに統合したソリューションを提供し、樹脂AMによる生産を支援しています。

“自らがユーザー”である専門スタッフが総合的なモノづくり支援

YOKOITOの最大の強み、それは“自らがユーザー”である高い技術を持った専門スタッフが総合的なモノづくり支援を実施しているところです。

YAMには、AM技術をはじめとする3Dプリント技術について研究を重ね、3Dプリンターを毎日使用している専門スタッフが複数在籍しています。本社内に構える国内最大級のプリンティングファクトリーと様々な3Dプリンター及びAMツールが並ぶショールームがあるYokoito Additive Manufacturing Centerを中心にスタッフ自らツールを研究・活用し、情報発信をしていくことを通じて、その可能性や知識を広く共有しています。

また、複数の3Dプリンターメーカーの国内正規代理店としての販売、導入及び導入後のサポートを対応しており、専門スタッフの蓄積されたノウハウを活かして一貫した質の高いサポートを提供できています。加えてデザイン提案やデータ作成、AM技術を使った量産など顧客のニーズに合わせたモノづくりに関わるトータル支援をしています。

DfAMからポストプロセスを含めたAMエコシステムを提供

YOKOITOでは機械販売、サービスビューロー、コンサルティングの多岐にわたる分野のサービスを提供しています。
具体的には3Dプリンターなどの機械導入・導入後の支援、技術コンサルティング、デザイン提案、3Dスキャニング、3Dデータ作成、量産支援/3Dプリントサービス、各種講習の実施などモノづくりに関わるトータル支援です。

そして2022年11月にDfAMからポストプロセスを含めたAMエコシステムの提供を開始したことでその質と幅が大きく向上しました。
製品の品質を重視する日本では、3Dプリンターで造形した部品の積層跡が一つの原因となり、AM技術の普及が諸外国と比べて進んでいないことが目下の課題でした。そこで樹脂3Dプリント後処理技術のリーディングカンパニーであるDyeMansion社と提携し3Dプリンターを用いた品質の高い最終製品生産の研究を加速させています。

国内最大級のプリンティングファクトリーであるYokoito Additive Manufacturing Centerにて専門スタッフがアイディアをカタチにするサポートを実現させています。このエコシステムを弊社で完結するだけではなく、導入したい企業等にも提供可能です。“自らがユーザー”として長年AM業界に携わり、導入支援や技術面でのサポートを続けてきた実績がAMの可能性を広げる充実したサービスの提供を支えています。