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造形材料 ステンレス系 / コバルトクロム系 / ニッケル系
造形サイズ 150mm~300mm角未満
価格帯 5,000万~1億円未満
造形方式 結合剤噴射法(BJT)

Desktop Metal社が新たに開発したShop システムは、バインダージェット方式を採用した金属3Dプリンターです。
Desktop Metal社では量産向けの「Production システム」の開発を続けておりますが、この度お客様のご要望にお応えし、価格を抑えた「金属バインダージェット入門機」を開発しました。
治具や金型を必要とせず、欲しい形状の金属パーツを低コストで手に入れることができます。
生産性と高品質を両立したShop システムは、金属部品の中量生産のための柔軟なソリューションを提供します。

製品の特長

【高い生産性】
金属粉末にレーザーを照射する方式と比べ最大10倍の生産性。1日部品100~1,000個の生産能力を持ちます。

【選べる拡張性】
造形エリアのサイズは4パターン。最小限の投資で使い始めて、後々拡張することも可能です。

【優れた造形品質】
1600dpiの高精細バインダージェットプリントによる優れた造形品質。

【必要な設備が一式揃う】
3Dプリンターから焼結炉(ファーネス)まで、金属3Dプリントに必要な設備を一式ご提供。安心してご導入いただけます。

製造工程

Shop システムの3Dプリンターでは造形エリアに一層ずつ金属粉末を敷き、バインダーを高精度で噴射して粉末を接着し、パーツの形状を積層造形していきます。
造形が完了したら、ビルドボックスを取り外してパウダーステーションに入れ、エアーを使って粉末を取り除きます。

取り除かれた粉末は内蔵のリサイクルシステムを介して回収、次回以降の造形に再利用されます。
粉末が取り除かれたパーツは、最高1400℃で処理ができるファーネス内のトレイに置かれ、加熱脱脂と焼結処理を経て金属部品が完成します。

Shop Systemの多様なアプリケーション

Shop Systemのアプリケーションは、製造、工具、自動車、消費材、電子機器、石油・ガスなど、さまざまな業界に及んでいます。


造形サンプル・活用事例

  • 316L(ステンレス鋼)

    316L(ステンレス鋼)

    耐食性、低温・高温における性質も優れているため、幅広い用途で使用可能。

  • 17-4PH(高強度ステンレス鋼)

    17-4PH(高強度ステンレス鋼)

    耐食性、強度、磁性があり、航空宇宙部品、医療器材など、耐食性と強度が求められるパーツに用いられます。

  • ニッケルアロイ(インコネル625相当)

    ニッケルアロイ(インコネル625相当)

    優れた強度、耐熱性、耐食性を特徴とする高性能ニッケル合金で、航空宇宙、化学処理、海上エネルギー産業で広く利用されています。

スペック

製品名 Shop System
造形方式 結合剤噴射法(BJT)
最大造形サイズ W:幅:350 mm
D:奥行:220 mm
H:高さ:200 mm
最小積層ピッチ 0.05 mm
造形材料 ステンレス系 / コバルトクロム系 / ニッケル系
価格 5,000万~1億円未満
本体サイズ W:幅:1994 mm
D:奥行:762 mm
H:高さ:1626 mm
本体重量 450
入力電圧 110/220V
特徴