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造形材料 汎用樹脂(ABS、PLAなど) / エンプラ(PAなど) / その他樹脂
造形サイズ 300mm~500mm角未満
価格帯 100万~300万円未満
造形方式 材料押出法(MEX)

日本製造にこだわり、効率性・安定性を解決する業務用装置として設計された本装置は、中・大型機としては日本初の自動ツールチェンジ搭載することにより故障や精度の低下リスクを減らしつつ、1台の装置であらゆる造形の選択肢を持たせることが可能となりました。
ツールチェンジはφ0.4mmから最大φ1.8mm径のノズル選択が可能になり、時間、再現のレベルに合わせた造形の選択が容易になります。

最大4つのノズルヘッド自動チェンジ

『Senju SV-04』の最大の特徴は、業務用ミドルレンジFFF式3Dプリンターに「日本初」の自動ツールチェンジが搭載していることです。
最大造形サイズは、幅380×奥行き350×高さ400と大型造形に対応し、最大4つのツールヘッドの装着が可能となり、それぞれのツールには0.4mm~最大1.8mmの大口径ノズルを装着させることができ、造形サイズ・造形希望時間・造形品質(面粗さ・材料種類・カラー)などの要件から適切なツールを選択して造形できます。
そして、ツールはWEBコントローラーで自動切換えをすることが可能です。

ノズル径変更による最大のメリットは、「小さなものは細かく作り(微細加工)」、「大きなものは粗く作る(荒加工)」という選択肢を増やすことができる点です。
大型パーツとなると多大な造形時間を必要とし、300mm角の形状を超す場合2~3日という時間・コストを消費してしまうこともあります。
この課題に対し、『Senju SV-04』ではノズル径を大口径に変更することにより、大型パーツの造形時間を大幅に短縮して製造するとことができます。

工作機械のような強靭な作り

造形中、ツールヘッドは加速・減速を繰り返し、それは装置全体の振動となります。特に高速に動かした際はフレームの構造が造形物の寸法精度を落としてしまいます。
Senjuはほぼ全ての構造を金属で構成しており、従来の工作機械にも似た強靭な構造でできております。
設計の際には、それぞれの構造に対しCAEの強度解析(コンピューターによる強度計算)を行い、造形時に精度が落ちないような設計を行っており、例えば、造形テーブルは45kgを乗せても動作するまでの強度を持っています。
これらのこだわりにより、連続長時間動作の安定、耐久性を大幅に向上させ、長期間に渡り、安心してお使いいただくことが可能です。

ツールチェンジがもたらす、更なる可能性

造形中にツールチェンジを行うことでノズル径の選択のほかに、複数種の材料、カラー、ノズル径などを1つの造形物に使用することを可能とします。
細かく表面を滑らかにしたい部分には小口径ノズル、強度をつけたい部分には大口径ノズル、クッションとしたい部分には軟質材料を使用するなどツールチェンジにより今まででは困難な造形物を、安定して造形することが可能です。

スペック

製品名 Senju SV-04
造形方式 材料押出法(MEX)
最大造形サイズ W:幅:380 mm
D:奥行:350 mm
H:高さ:400 mm
最小積層ピッチ 0.05 mm
造形材料 汎用樹脂(ABS、PLAなど) / エンプラ(PAなど) / その他樹脂
価格 100万~300万円未満
本体サイズ W:幅:657 mm
D:奥行:734 mm
H:高さ:1440 mm
本体重量 140
入力電圧 100V
特徴

関連資料・カタログ

  • Senju SV-04 製品カタログ

    Senju SV-04 製品カタログ

    自動ツールチェンジャー搭載のミドルエンド業務用3Dプリンター


Senju SV-04と同じ造形方式・価格帯の3Dプリンター