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CASE

軽油の分析(不正軽油の防止)

[分析手法]
ガスクロマトグラフィー (GC)
[使用機器]
ガスクロマトグラフ

概要

軽油には消費税と軽油引取税が課せられています。軽油引取税のかからない灯油やA重油を軽油に混ぜた混和軽油を作って販売する不正行為が、脱税目的で行われる場合があります。その対策で、1991年から旧通産省指導のもと、市販の灯油とA重油に濃度1 ppm のクマリンが識別剤として添加されるようになりました。以来、税務局は「抜き取り試験」を行っています。

方法

灯油分の混入の可能性を判定するためにガスクロマトグラフを使用して、対象試料における炭化水素の炭素数ごとの成分割合を測定し、元売各社の標準サンプルと比較。

結果

分析結果は推定混入率となります。今回はクマリンが検出されませんでした。(クマリンが検出されれば、灯油またはA重油が軽油中に混入されたことになり、指導処置が取られます)