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CASE

耐熱ガラス製器具の検査(JIS準拠)

[分析手法]
線膨張係数測定
[使用機器]
線膨張係数測定装置

概要

熱湯で抽出するお茶などを入れて使用するガラス製ティーポットについて、お湯を注いだ際や洗浄中に本体が割れて怪我をしたという報告が、全国消費生活情報ネットワーク・システムには、複数寄せらています。事故品の購入価格を見ると数百円程度の安価なものが大半でした。それらのガラスの耐熱性に問題がないか調べ、消費者に情報提供する必要があります。

方法

膨張率の分かっている標準試料(石英ガラス)と測定試料(問題のあったガラス製器具)を同時に加熱・冷却し、差動トランスにより基準試料と測定試料の膨張差を測定します。またこの膨張差を基準試料の膨張量で補正して、測定試料の膨張率*を測定。 *耐熱ガラスには、熱膨張率を下げる技術を施してあります。

結果

割れやすいガラス製品については、耐熱性について試験結果による数値を示した注意書きを記載した取扱い説明書を同封するなど対策を施すことができました。