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CASE
ボトル缶の飲み口の形状を観察する
食品・飲料 / 包装材・容器
- [分析手法]
- レーザー顕微鏡による分析 (LSM)
- [使用機器]
- 3D測定レーザー顕微鏡
概要
市販飲料のアルミボトル缶は、開閉しやすく、もれにくく、唇が触れる部分が快適であるよう、配慮された設計となっています。通常の対物レンズでの観察では焦点を合わせるのが難しい、入り組んだ形状ですが、容器を壊さずに観察を行う必要があります。
方法
複雑な形状の試料には、標準レンズよりも作動距離が長い対物レンズ(長作動対物レンズ)が有用であるため、3D測定レーザー顕微鏡を用いた分析 (LSM)で観察を実施。
試料の奥まった部位なども含め、容器を切断加工することなく、観察・計測することができ、アルミボトル缶の改善につなげるデータを得ることができました。