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CASE

食品用ラップの成分変化(加熱後)

[分析手法]
飛行時間型二次イオン質量分析法 (TOF-SIMS)
[使用機器]
飛行時間型二次イオン質量分析計

概要

電子レンジ調理の際、熱に強いという前提で、便利に使用しているラップフィルム。実は加熱後に安定剤などの添加剤が溶出しているといった、表面成分の変化はありえるのでしょうか? メーカーの異なる市販の食品用ラップ3点について、それぞれ未使用と加熱後(80℃で1時間放置)の表面に存在する添加剤を分析します。

方法

飛行時間型二次イオン質量分析法 (TOF-SIMS)による評価分析を実施。

結果

懸念された有害成分、プラスチックの酸化防止剤PTBBAは、いずれからも検出されませんでした。なお、有害でない範囲で加熱後の表面に見られた変化の詳細からは、製品ごとにラップフィルムの成分や添加剤などを同定できたので、製品開発・調査にも有益でした。