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CASE

スマートフォン近隣センサ窓の透過率測定

[分析手法]
紫外可視近赤外分光法 (UV-Vis-NIR)
[使用機器]
紫外・可視・近赤外分光光度計

概要

スマートフォン通話の際、耳に近づけたことを自動的に近接センサが感知し、タッチパネルの動作やバックライト照明を一時中断することによって、誤動作や電池の消耗を防いでいます。この近接センサの動作に大きく関わるセンサ窓の透過率について、専用の試料ホルダを用いて測定を行いました。

結果

ベースライン補正は何もない状態(空気)で、測定を行いました。スマートフォン2 種類の近接センサ窓の測定結果を詳細データに示します。測定結果から、どちらの近接センサ窓においても、近赤外領域(波長780 nm 以上)では透過率の高いことが確認できます。一方、それよりも短波長側の可視光領域では透過率が低く抑えられ、その透過特性により、センサとしての機能を十分に発揮しつつ内部が見えにくくなっていることが分かります。